出版社の宣伝マンは面白い??
ノーベル書房・ノーベルプロ時代 (その2)
出版社を立ち上げると、私は社長に宣伝担当を命じられた。肩書きは一人だけの宣伝課長。おかげで新聞や週刊誌の宣伝広告を勉強させてもらった。
新聞広告は一面最下段によく出したものだ。勿論、原稿は全部自分で書き、社長に見てもらう。OKが出れば広告屋に渡す。売り上げが上がればよし、上がらなければ責任大と言うものだ。
「太平洋戦争名画集」は売れ行きも結構良かった。ひょっとしたら、あなたのお父さんの書架に保存されているかもしれない。太平洋戦争の数々の名場面がそこには存在している筈だ。
「太平洋戦争名画集」に続いて、「滅びゆく蒸気機関車・関沢新一 写真集」の発刊、「猫と女とモンパルナス・藤田嗣治」、「わが青春・旧制高校」と話題作が続々と出版された。ノーベル書房は”写真集の出版社”として、一躍名前を揚げた。 次の「竹久夢二」の企画・製作中、車で編集員の成橋氏、吾妻氏等と一緒に伊香保、妙義山、榛名山などを取材で走り回ったのは忘れられない想い出だ。
中でも榛名山にある社長の別荘に泊まった夜の楽しかったこと。その晩は皆でドンチャン騒ぎをしたことも懐かしい。
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